【ネットで学ぶ占い四柱推命】家庭円満を示す「宅神について」

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この記事はこんな人におすすめ!
・交際中のカップルや結婚予定のある人
・家庭不和に悩んでいる人
・新居にお引越し、賃貸で部屋を借りようとしているカップル

”仲の良い夫婦”や”幸せな家庭”は誰しもの願い。四柱推命ではそんな家庭運もバッチリ見えてきます。結婚の話が進んでいる人、既に結婚しているけど夫婦仲がちょっと・・・という人、はたまたこれから新居を構えるという人、あらゆる人にチェックしていただきたいのが家庭運の吉凶がわかる「宅神」と「破宅神」です。

この記事では、結婚後に平和な家庭を築くためにチェックしておきたい「宅神」と「破宅神」について解説します。「宅神」「破宅神」の意味や現象、実際に自分は持っているの?という方のためにサンプル命式を使いながら分かりやすく説明します。そして、もし破宅神を持っていた場合の対処法についてもしっかりフォローしていますのでぜひ読んで見てください。

家庭不和や破局の原因となる破宅神

宅神と破宅神

私が鑑定をする時に必ずチェックするのが「宅神(たくしん)」と「破宅神(はたくしん)」。これらは、生日干支ごとに決められていて、持っている人もあれば、そうでない人もあります。字のごとく、家庭や家屋に関することを占いますが、宅神を持っていますと円満な家庭を築ける、或いは自分の家を持つことができるとみることができます。夫婦や恋人同士でもお互いに宅神の12支を持ち合う関係は、仲が良く一緒にいて心地の良い関係であるとみていきます。

男性の命式で破宅神がありますと、自分名義の家(土地ではなく家屋)を持てば、結果的にその家を失うことになったり、自分が借金で苦しんだり、或いはその家屋内で落ち着くことができず、家に帰りたくない生活となったり、自分の意志とは無関係に多忙、転勤や単身赴任で家を不在にするような生活を送るとされています。自分の破宅神をもつ相手とは相性もイマイチ、会話の波長が合わなかったり居心地の悪い関係性であると判断していきます。

女性で破宅神を持っている場合、夫名義の家屋では安定した結婚生活が送れず離婚したり、結婚前では婚期を逃したりする場合もあります。愛人やお妾のような立場の人は、逆にこの星によって安定した生活を送る人も多くいます。

生活基盤となる家庭や住まいのことだけでなく、相性や運勢的なことも暗示する宅神と破宅神ですが、この破宅神は破壊力が強く、運気が低迷しているときなどに思いもしない禍が降りかかってくることもあるので侮れません。

宅神と破宅神の見方と具体例

宅神、破宅神の説明をしたところで、「自分は破宅神を持っているの?」って気になりますよね。宅神も破宅神も生まれた日の干支(=生日干支)ごとに決められていることは先ほど申し上げました。

ご自身が宅神、破宅神を持っているかの調べ方の記事はこちらから。

生日干支の基本の吉凶一覧

四柱推命の占術では、四柱のうち、家庭のことが表れるのは「月の柱」になるので、月柱の12支(=月支)に宅神や破宅神がある場合に、その吉凶が強くなります。

具体的には月支に宅神と同じ12支があるか、宅神と三合する12支があれば宅神を持つ命式、反対に月支に破宅神と同じ12支があるか、破宅神と三合する12支があれば破宅神を持つ命式であると判断していきます。

1980/9/20生まれの男性を例にあげてみましょう。月支は「酉」ですね。
(*赤字になっているところ「月」の列と「支」の行が交わる場所)

蔵干
印綬 偏財 通変星
偏官 正財 偏官 通変星
12運

この男性のように「丙申」日生まれの宅神は「辛丑」、破宅神は「乙未」です。つまり、月支が「丑」であるか、丑と三合する「巳」か「酉」であれば宅神を持っていることになります。反対に、月支が「未」か未と三合する「亥」か「卯」であれば、破宅神を持っていることになります。

幸運にも、この男性は月支に「酉」があるので宅神を持っていることになります。宅神を持っている命式の方は、もともと家庭平和に恵まれる運を持っていることになりますが、特に男性の場合は外にいるより家にいることを好んだり、家庭優先になる傾向もあったりします。

破宅神を持っていたらするべきこと

問題は破宅神がある場合です。破宅神の凶意を抑えるためにするべきことは男性と女性で異なります。

男性の場合は家の名義は必ず共同名義にすること、反対に女性の場合は家の名義に必ず自分の名前を入れることです。男性であれば妻、親、兄弟、子供でも良いです。注意したいのは、これは土地の名義ではなく家屋の名義です。そして購入した場合も賃貸の場合もどちらも当てはまります。「賃貸だからだいじょうぶ」ではありません!結婚前に同棲している女性でも、共同名義にしてもらう方が良いです。

名義を変えるというのは、財産権も絡む話ですからそうそう簡単ではございません。ご家庭にによっては夫婦関係に悪い影響を及ぼしかねません。こういったことは、交際中のまだアツアツな時期に話しておくのが良いのですが、そのような時には宅神だ破宅神だなどとは考えもしないものです。大運や徴候用神のお蔭で無難に過ごせている時期はよいですが、運勢とは意地悪なもので運気が変化してくるタイミングで嫌な星が働きだしたりするんですよね。財や家屋を失うだけでなく身体までも破壊しかねません。賃貸でも購入する時でも家の名義の件、考慮していただきたいなと思います。

もし、今更変えられないよ、とか夫や妻に言い出せないという方もいらっしゃると思います。そんな方には、氏神様に護ってもらえるよう参拝されることをオススメしています。氏神様はお住まいの土地を護ってくれる神様ですが、パワーもありますから。大抵は徒歩でいける距離にあると思いますので、お散歩がてらにお参りにいきましょう。破宅神から身を守り、運気アップに繋げていきましょう!

まとめ

宅神を持つ命式の人は、良い家庭を築く運のある人。
男性で破宅神を持っている人は、家の名義(土地ではなく家屋)は妻や親、子供など自分以外の名義を入れて共同名義にすること。
女性で破宅神を持っている人は、夫名義の家はダメ。必ず自分の名義を入れてもらいましょう。
自分の宅神の12支か宅神と三合する12支を持つ相手は相性が良い。
自分の破宅神の12支か破宅神と三合する12支を持つ相手は相性は悪い。
男女ともに配偶者には宅神を持ち合う相手を選びたい。

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はじめまして。「うらないじゃーなる」を運営している占術家のマリーと申します。四柱推命をベースに九星気学や断易などで鑑定を行なっています。 占いに対する意見は...

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