開運の最低限の条件とは?占いへの向き合い方と良い占い師の見極め方

占いのいろは

この記事はこんな人におすすめ!
・占いでショックなことを言われるのが不安
・どんな基準で占い師さんを選べば良いか分からない
・占いをする前にやっておいた方が良いことってあるの?

朝の情報番組やネット、SNSでも見かけない日はないくらいに、占いコンテンツが豊富な時代。更に、コロナ禍で、オンラインや電話占いのサービスも加速し、気軽に利用できるようになりましたよね。

でも、実際占いでショックなことを言われたらどうしよう・・・、正直どのサービスを選べば良いのか分からない・・・という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、占いを有効活用するために知っておきたい占いへの向き合い方や、良い占い師の見極め方を鑑定歴10年の占術家マリーが解説します。

占いに不安を持っている方、占いが初めての方にもそうでない方にも役に立つ記事になっていますので参考にしてみてください。

占いへの向き合い方

突然ですが、みなさんは占いを聞いた後どのように感じ、行動されますでしょうか??

未来や自分の運気、気になる相手との相性を示してもらったり、開運するために占い師のところに足を運ぶのはほとんどの方に共通することだと思いますが、実際占いの受け止め方は人によって差がありそうです。

長所もあれば短所もあると考えよう

鑑定をしていて感じることのひとつに「占いの受け止め方」があります。

人は十人十色なので、当たり前といえば当たり前なのですが、人によっては「自分にとって良いことは聞くけれど、悪いことを言われたら信じない」という方がいらっしゃいます。

もちろん、100%確証のないことに関して、悪いことを言われても信じられないという気持ちが沸くのも非常に理解できます。

良いことならまだしも、悪いことならなおさらそう感じてしまうのが人間の心理ですよね。

では、少しだけ客観的に考えてみてください。

人には誰しも何らかの長所や短所があるものですが、長所(良いところ)は信じても短所(欠点や悪いこと)は信じないで気にしないというのは、考え方に少々問題があるように感じませんか?

そういう人ほど、自分の長所すら無関心となっていたり、思い上がってしまって良いところまでも潰してしまっていたり、勿体無いなって思うことがあるんですよね。

貴方の周りの人を思い浮かべてみて、如何でしょう。思い当たることはありますか?

腹を立てるよりお伺いを立ててみよう

「悪いことを信じない」だけでなく、自分の求めている答えが得られなかった事で立腹する方もありますよね。

叶えたい願望が強ければ強いほど、怒りの感情となって表れてくるのかもしれません。

占い師の見極め方でも後述しますが、余程占い師の人柄が宜しくないとか実力がない場合を除き、占いの結果に対しては一旦は受け止めて見ましょう。

そして、もし自分の望むような答えではなかったのなら腹を立てるのではなく、なぜそのような回答になったのか、どうすれば開運できるのかを占い師さんにお伺いを立ててみれば良いのです。

ここからが鑑定師の腕の魅せどころで、本当の意味で実力のある占い師であれば占いの結果の理由や現状の打開策を用意しているはずですし、開運に繋げるための方法を指南してくれます。

腹を立てて占い師さんとのコミュニケーションが悪くなるより、占い師さんから開運へ近づくためのヒントをどんどん引き出せた方が有意義な占いになりますから。

開運の考え方

小さな積み重ねと素直な心

「今より運勢をよくするにはどうしたらいいですか?」と聞かれることがあります。

四柱推命の勉強をしていますと、自分の運勢の吉凶が極めて明確に分ってしまうものですが、鑑定という実践を通して申し上げるなら「人生の華を開かせた人」に共通していることは、「小さな一歩の積み重ね」です。

命式や性格は人それぞれ違いますが、お話を伺っていますと大きな仕事や目標を成し遂げた人たちは皆、一歩一歩少しずつ丁寧にやってきた実績があるのです。コツコツと継続していくことの難しさや大切さを痛感させられます。

そして、私自身もいろいろな方を鑑定させていただいて気がついたことですが、運気を良くするためにはまず自分自身が謙虚で素直であることです。

勿論、運勢は親、兄弟、配偶者、恋人、友人知人など周囲の人間の運勢を受けて変化していきますので、性質や運勢の良い人と親しくするほうが自分にとっても有難いんですよね。

「類は友を呼ぶ」という諺があるように、結果的には良い人の周りには、大抵それに似たような人がいるもので、徳のある人の周りに人が集まるということなのでしょう。

相談者の方と話をしていますと、例え悪い命式に生まれていてもご両親からしっかりと躾けを受け、厳しさの中にも愛情たっぷりに育てられている方は性格も宜しいですし、運気もそこまで悪くはなっていませんが、その逆の人は残念なことに性格にも癖があり運気も悪かったりします。

逆に言えば、運気が良いから性格が良いと言えるのかもしれませんが。

良い鑑定師の見極め方

出会えたらラッキーな占い師

お客様の中にも「厳しい言葉で叱って欲しい」という方もあれば、反対に「優しく心の不安を取り除いて欲しい」という方もあって、一概に良い占い師の定義を決めることは難しいかもしれません。

人と人ですから、相性もありますしね。

でも同じ鑑定師の立場から申し上げるとすれば、たとえ相談者にとって良い結果が出なかったとしても貴方のことを親身に考え事態を好転させるために頭をフル回転させてくれる、最善のアドバイスをくれる、そんな心優しい占い師さんを選びましょう。

優しさに触れていると自分自身も相手に優しくなれ、気づけば自然と物事がうまく動き出していた。。。なんてこともあるかもしれません。

信用できない占い師

せっかく占いに行ったのに、占いの内容や占い師の対応になんだかモヤモヤする・・・。そんな経験はありますか?

うらないじゃーなるのお客さまの中にも、別の占いで「お祓いや除霊を奨められた」「ただただ、説教や自慢話をされた」「鑑定を聞いた後にどうすべきなのか(開運法)がよく分からなかった」なんていう方もたまにいらっしゃいます。

紹介で行く場合にはある程度占い師さんの情報はつかめると思いますが、初めての占いで次のような行為があれば信用できない占い師と思って良いでしょう。

  1. 占い以外に物や情報を買わせようと勧めてくる
  2. 相談者の質問を聞かない
  3. 開運法を提示しない

占い以外に物を買わせようと勧めてくる

ネットやSNSの普及により、悪徳業者の情報もあっという間に広がる昨今。

以前はよく耳にしたことのある「ツボを売りつけられた」という話や、相談者の心の隙を狙って言葉巧みにお金をせしめようと企む新興宗教まがいの怪しい団体など、今でも被害にあってしまう方も多いようです。

占い師の仕事はある意味神仏の世界に足を突っ込むものでもあり、正しい信仰心を持つ占い師は間違っても物品販売やいかがわしい宗教を勧めてきたりはしないもの。

占いの途中や最後に物を売ろうとしたり、なんらかの形で金銭を貰おうとしたならその占い師は信用できません。直ちに占いをやめて早く忘れてしまいましょう。

相談者の質問を聞かない

長年占い師として活動している人は、それなりのカウンセリング能力も持ち合わせているもの。

本当に貴方のことを考えてくれる占い師なら、言葉の奥にある本当の心の声にまで耳を傾けようとしてくれます。

相談者の話を聞くどころか、自分の話ばかりする占い師や理詰めばかりの占い師は疲れるだけなのでさっさと終わらせてしまいましょう。

開運法を提示しない

的中率ももちろん重要ですが、占い師の実力は開運法の内容にあります。

目の前で悩んでいる相談者に対してどうすれば楽に生きていけるのか、実践可能なアドバイスができなければほんとうの意味での占い師とは言えないでしょう。

専門的な占い用語で曖昧にしたり質問を受け付けずに誤魔化すような占いであれば、残念ながら開運力は乏しい占いであると割り切りましょう。

それから。相談に行かれる際にはぜひ、事前に質問は考えておきましょう。

メール鑑定ではメールを読み返すこともできますが、対面占いや電話占いでは予想外の話が出てきたときに、聞きたいと思っていたこともうっかり聞きそびれてしまうこともあるかもしれません。

まとめ

本格的な占いは日常的に経験するわけではなく、人生の要所要所で頼りたくなるものですよね。

その特別な時間を有意義に過ごすためにも、占いに行く前の心がけや準備、体調のコンディションを整えておくことをオススメします。

我々鑑定師は鑑定料をいただいている以上、真剣に対応するのは当然ですが、藁にも縋る思いで鑑定の申し込みをしてこられる方、苦しみ悩んでいる方に対して出来るだけ依頼者様が受け入れやすい開運法を提示して、最終的には希望を与えられるような鑑定を目指していかなければいけないと常々感じております。

うらないじゃーなるでは、お寄せいただいたご相談に占いを使って無料でアドバイスをしています。【お悩み相談:恋愛編】彼の気持ちは?抜群の的中率を誇る四柱推命でふたりの相性を占う【お悩み相談:子供の進路】中学受験を控えた娘さんをもつ親御さんからのご相談も参考にしてみてください。

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はじめまして。「うらないじゃーなる」を運営している占術家のマリーと申します。四柱推命をベースに九星気学や断易などで鑑定を行なっています。 占いに対する意見は...

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