【ネットで学ぶ占い四柱推命】真化の命とは?謙虚にして驕らず
この記事はこんな人におすすめ!
・四柱推命占いに興味がある
・占い師になりたい
こんにちは!占術家のマリーです。この記事では、四柱推命占いに興味をお持ちの方向けに、四柱推命の命式の1つ「真化の命(しんかのめい)」について、先日鑑定させていただいた女性を例に解説していきます。
もくじ
真化の命とは
「真化の命」とは、四柱推命である条件を満たしている命式を指します。「真化の命」にあてはまる条件とは、日干が他の天干と干合していること、更に干合して変化した五行の十二支が月支か時支にある命式を言います。少しややこしいのですが、もし干合後の五行の十二支が月支に出ていれば、中年期(20代~40代)にそのような現象が出てきますし、時支にあれば晩年(60歳以降)にそのような環境がやってくると考えます。
真化の命の特徴
「真化の命」には他の命式にない特徴があります。「中流以上の生活を送れる」或いは「そのような人達との交流がある」というものが挙げられます。「中流以上の生活ができる」というのはとてもありがたいことですから、この命式に当てはまれば嬉しくなりますよね。
落とし穴に注意!
運勢的には花開く暗示であるこの真化の命ですが、命式中の通変星の並びによっては単に喜んでばかりもいられないといったケースもあります。特に倒食と傷官が並んでいる命式の方は要注意です。傷官は「プライド」の星ですから、一つあればプライドの高さには注意したいのですが、倒食と重なりますと「バカなプライド」という意味合いを含むようになり、ちっぽけな見栄をはったり自意識の高さを振りかざす現象になって表れてくる場合もあります。頭では分かっていても言動に表れてしまう場合もあるでしょう。(自分でもコントロールできない)
確かに、真化の命には上流階層との交際という意味がありますが、倒食 – 傷官が悪く働いてきたり、その環境に慢心していると、一転してその交流によって生じる苦しみや悩みという意味に変化してきます。そういったことからも、たとえ恵まれた環境にあったとしても、人を見下したり、全て自分の実力と自惚れないことが肝心なんですね。物事には良い面と悪い面と表裏一体ですが、四柱推命でも同じことが言えるんですよね。
短所をチャンスに!
鑑定させていただいた女性は、食神や傷官が強く女性としてはプライドが高すぎる命式をされていました。食神や傷官は通変星の中でもバツグンに頭の切れる星です。
その反面、特に傷官には論理的に相手を追い詰める性質を持っています。
仕事でヘトヘトになって帰ってきた夫や彼氏に対して、正論や理詰めでものを言ってしまう女性は、発言の前に一旦深呼吸してみましょう。
そして、たとえ相手に否があったとしても必ず逃げ道を作ってあげること。男性は面子を潰されることを嫌いますから、決して彼に恥をかかせるようなことのないようにしていれば、大惨事は避けられるはずですよ。
29歳までにあったご縁で結婚しているのが理想的な命式でしたが、傷官-正官による異性運を破る現象がそのまんま出てしまっていたように感じます。
四柱推命の役割は、命式が暗示する凶意を抑える対処法を示したり、チャンスが巡ってきた時にしっかり波に乗れるよう導いていくものでもあるんですね。上手に占いを活用することで、人生をもっと楽に、そして不要な心配や不安を手放すことができるかもしれません!
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