九星気学で未来の運勢丸わかり!九星の意味と現象を詳しく解説

九星気学で未来の運勢丸わかり!九宮の意味と現象を詳しく解説
九星気学

この記事はこんな人におすすめ!
・自分の人生の運気の流れを知りたい
・転職や結婚、新しいことを始めるのに良いタイミングを知りたい
・引越しやオフィス移転などの移動に良い方角が知りたい

「今年は○○に挑戦したい」「来年こそは○○したい」

人それぞれ叶えたいことや目標ってありますよね。

その願望や目標を達成するために、今行動すべき時なのか、それともじっと我慢の時なのかを判断するための1つに占いがあります。

この記事では、占い師に相談する前に、自分でもできる占い「九星気学」をご紹介します。

自分の本命星がわかれば、その年だけでなく翌年以降も含めてどのように運気が流れていくのかが分かるので、将来の計画や目標を立てる上で参考にしてみてください。

九星気学の運勢の見方

九星気学では、年、月、日、それぞれの運勢を占う時に「同会法」を使います。

「同会法」とは、簡単に言うと後天定位盤と重なる星を読む手法のことで、1年を占いたい場合には占いたい年の年盤と後天定位盤を重ね、年盤の中で自分の本命星がある場所と同じ「宮」によって判断する方法です。

占いたいのが月や日であれば、自分の月命星や日命星が月盤や日盤のどの位置にあるかを確認して後天定位盤と重ねます。

自分の本命星の出し方や運気の流れを調べる方法は「【本命星で占う九星気学】誰でも簡単5分でわかる !自分の運気の流れを調べる方法」を参考にしてください。

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同会法について

ここでは次の条件で同会法を解説します。
本命星:四緑木星生まれ
占う年:六白金星の年(*2021年は六白金星の年)

下の2つの図は上に後天定位盤、下に六白金星の年の年盤が並んでいます。

図2の六白金星の年の年盤を見ると、八角形それぞれに数字が書かれています。

1つ1つの場所を「宮」と呼び、中心の「六」と書かれた場所を「中宮」と言って、その数の星の年盤を表しています。

つまり、図2の「六白金星」の年盤では、本命星が「四緑木星」生まれの「四緑木星」は東に運行しています。(*緑色で塗られた宮)

そして、この年盤に図1の後天定位盤を重ねると、後天定位盤では三碧木星の「震宮」に位置していることがわかります。(*緑色で塗られた場所)

このことから六白金星中宮の年は、四緑木星生まれの人は「震宮」の現象が影響する年と判断し、これを「震宮同会」と言います。

同会法は一から九まで「乾宮」「兌宮」「離宮」「震宮」「巽宮」「坎宮」「艮宮」「坤宮」「中宮」の9つがあり、それぞれ意味や現象は異なります。

九星気学は自分の本命星が後天定位盤のどこに位置しているかによって運勢を判断していきます。

そして、後天定位盤の数字「一」「二」「三」「四」「五」「六」「七」「八」「九」の順で1年ごとに循環していきます。

次に、後天定位盤のそれぞれの「宮」の意味や現象を解説していきます。

後天定位盤四緑木星の人
図1. 後天定位盤

六白金星の年の四緑木星の人
図2. 六白金星中宮の年盤

後天定位盤の九星の意味と運気

自分の本命星が一白にある場合=坎宮(かんきゅう)同会

方位:真北
季節:真冬(12月頃)
色:黒

坎宮を「休門(きゅうもん)」と言い、運勢は休養、休憩、寝る等の意味を司ることから、現在活動を必要とする人がこの宮に入ると、春先に新芽が出た所へ急に寒さが来るような苦しい立場になります。

この年は今まで無理をしてきた事の後腐れが表面化しやすく、過信から苦い思いをしたり、無理が祟って病気を発症したりする傾向があります。

船が難所を渡る様なもので非常に危険な時であります。従って真面目に内部の充実を考えて行動すること。さもないと取り返しの付かない様な大事になる事がある。

金銭面や協力者の災難、部下や家族の問題、盗難、病気等に注意が必要です。但し、未婚者は却って愛人が出来たりします。

一方、坎宮には研究、修行、アイデアなどの象意もあり、来たるべき時期に備えて経験や努力を重ねた人は将来の発展があります。

自分の本命星が坎宮に入った年を「厄年」と言い、男性の大厄とされる数え年42歳、女性の大厄の数え年33歳も、この坎宮同会の年に当たります。

自分の本命星が二黒にある場合=坤宮(こんきゅう)同会

方位:西南
季節:真夏(7月頃)
色:黄色、金色

坤宮を「死門(しもん)」と言い、運勢は古い事柄が終わり新しい事に対する準備、基礎固めの必要があることを暗示しています。

この年は一般的には古い問題や、諦めていた事柄が新規開運の形で作用してきます。

今まで精進、努力してきた人は、悩みも全て解消して行く形になりますが、なす事も無く日を送って来た人は、人に迷わされたり不動産の問題等で損をしたり、資本が無くなって苦労をする事になる。

この年に仕事を辞める時は失敗の原因になり後悔することが多いので注意してください。

本命が坤宮に入った時に吉方を利用する人は、不動産や家族の事で喜びもありますが、さしあたっては衰運の時ですから努力を要します。

前年までの停滞期は脱しますが、だからと言ってこの年に直接行動しては不利になるので、開運に向けての準備を徹底しましょう。

自分の本命星が三碧にある場合=震(しんきゅう)同会

方位:東
季節:春(3月頃)
色:青色、緑色

震官を「傷門(しょうもん)」と言い、突発的、衝動的、振動を示す象であり、物事が動き出す年となります。

この年は前年の坤宮にあった「無」から脱して新規巻き返しの再出発、再発足の年であります。

よって、昨年からその準備と計画が完成している人は、新年早々具体化出来るチャンスがやってきます。

そうでない人はその年の後半にならなければチャンスが得られません。

また、この年は突飛な事を無理に押し進める事が有りますが、従来の事に新鮮味を加える方法が上策です。

新しい方向への転換も良い年になり、決意したことを積極的に進めてみましょう。

震宮には、「明るみにでる」象意もあり、隠れて悪事を働いてきたことが露見したり、潜伏していた病気が出てきたりします。

今までの良いことと悪いことが表に出てくるのがこの年の特徴です。

自分の本命星が四緑にある場合=巽(そんきゅう)同会

方位:東南
季節:晩春から初夏(4月から5月頃)
色:黄緑色、橙色

巽宮を「杜門(ともん)」と言い、数多い中に縁があって、其れが調和する象意があります。

同時に森林の中に立った姿であり、物事の進退に迷う、暗い環境に立たされる意味もあります。

この年は昨年来の精進努力が実り、事業の発展、目標達成など万事が順調に進み、社会的な信用も上がり益々好調になります。

仕事も調整され協力者からの利益を受ける事も大きく、業務も交際も派手に進展します。

但し、現在会社内や店舗内、家庭内で和合を欠いている人は、先方からの得手勝手な行動によって迷惑を受けたり、自分の将来の方針について迷う様な立場になる事があります。

本命星がこの宮に入っていて方位が災いしている人は、断固改革すべき時であり積極的に行動すれば成功します。

男女ともに縁談が成立する時でもあります。(仲人にもよる)

自分の本命星が五黄にある場合=中宮(ちゅうぐう)同会

色:黄色、茶色

九星の中でも最も強い五黄土星の定位が中宮であり、中宮は四方、八方の中央に位置することから、囲まれて罠に入った気になれば八方寒がりであり、積極的に活動すれば八方通達となる。

従って両極端の意味があり、強弱盛衰の分岐点に位置していることになります。また、物事の肝心要を示すものです。

この年は昨年中に未完成だった事が今年の上半期にまとまります。

悪い事も上半期ではっきりし、従来からの10年間の成果が現れます。

この年は吉方に対しての移転、増築等は良いですが、居住中の家屋の増改築は自分が病気になる暗示があります。

過去に五黄殺の大凶方位を犯した人や、住宅の中央が凶相となっている家に住んでいる場合は離別の件が生じやすいので注意を要します。

また、相続人の事について面倒な問題が生じやすく、縁組みは生家が衰退するか子供の件で不幸がある。

自分の本命星が六白にある場合=乾(けんきゅう)同会

方位:西北
季節:晩秋から初冬(10月から11月頃)
色:白色

乾宮は「開門」と言い、剛健、質実、正々堂々たる進行の意味にして、大いなる働きが期待できます。

この年は経済的な事情も良く地位の昇進や名声、信用、の向上等が得られます。

業務も多忙であり大いに活動する意味があり、前年の中宮の年に計画したことを実行する年となります。

社会的な引き立てを受け、希望の達成も容易ですから従来の仕事に精進するべき時期ではあるものの、乾宮同会の年は隆盛期の終わりで徐々に衰退期へ向かう時期となりますから、私利私欲の目的は控え周囲への感謝、幸福を願い行動しましょう。

住所の移動がある人は、2月か11月になりやすい。

自分の本命星が七赤にある場合=兌宮(だきゅう)同会

方位:西
季節:秋(9月)
色:白色

兌宮は「驚門(きょうもん)」と言い、物事が萎縮する、あるいは改革する意味がありながら忘却性も有ることから、物事の前後の連絡を忘れぬよう注意する象意があります。

この年は自分の今までの努力と現在の地位、財産をもととして、よくその分を守り人との交際も常に寛容(受け入れる)に務め、少なくとも傲慢(ごうまん)不遜(ふそん)な態度を慎むなら、家業は益々繁盛し又平和にして全てが好調に進むことになります。

そして将来への安泰の道が開けます。

但し、この年は生活が派手に成り易く、「兌」が意味する「収支」に関連するお金に縁がある反面、浪費し安く誘惑を受ける事も多いので、金銭は慎重に管理しましょう。

特に金銭に関しては、現状に対して不満が有ったり欲の深い人ほど注意すべき事柄です。

女性は異性から人気を得て、恋愛がスタートしたり恋愛結婚する年になります。

自分の本命星が八白にある場合=艮宮(ごんきゅう)同会

方位:東北
季節:晩冬から初春(1月から2月)
色:茶色

艮宮を「生(鬼門)」と言い、陽気まさに発せんとする運気を有している一方、未だ時期尚早ともなり一面では暗い所も有る(未だ夜明け前)象意となります。

この年は従来の事柄に終止符を打ち、新しい事柄が始る運気になる物事の転換期です。

他人と共同、協力して新しい計画に手を出セバ、将来進退に窮する事になりますので控えてください。縁故者 知人関係からの助けを得て独自の方針を進めば良い。

転換期のこの年は、これまで順調に進んできた人には悪い変化の年、逆に不運が続いていた人には凶運を吉運に変える起死回生の年となります。

特に不運に泣いていた人は、思いがけない機会を得て開運することも可能ですからチャンスを逃さないように。

また情勢の変化が起きやすく、相続の確立、縁故者(兄弟 身内)との間の揉め事が解決したり、事業の整備、更改、改組等の件が生じやすくなります。

これまで続けてきたことの改変、改正は良いですが、未知の方向への進出は見合わせる方が無難です。

自分の本命星が九紫にある場合=離宮(りきゅう)同会

方位:南
季節:夏至の頃(1月から2月)
色:赤色

離宮は「景門(けいもん)」と言い、鮮明な姿で華やかさはやがて盛りを過ぎる象意があります。

この年は物事に一喜一憂する事になりやすく、また大変忙しくなり経済的にも多集多散となって吉凶の両面があります。

夏の「火」が表す「光明」の象意から、これまでに凶方を使ったり、隠し事のある人はそれらが表面化して離別、論争、訴訟等の暗示があります。

反対に吉方を用いてきた人や常々徳行、努力、精進している人は社会的に認められて幸福です。

この年に新しく生じる問題は、翌年の厄年である坎官に入るため精神的、肉体的な悩みを伴います。

「離」が持つ離別や分散の現象のため、移動や転勤を含む人物の離合集散の時期となります。

まとめ

その年の運勢を占う方法は色々ありますが、九星気学のメリットは自分でも簡単に運気の流れが分かることではないでしょうか。

後天定位盤の9つの星にはそれぞれ象意があり、自分の本命星が後天定位盤のどこに定位しているかを知って、その年はもちろん翌年以降の指針の参考にされてください。

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